活動報告 研修委員会

令和6年度 学校保護者会・研修委員会主催講演会「筑女の部屋」開催

「保護者が気になる10の質問」

講師
筑紫女学園中学校・高等学校
中田 学 先生(進路指導、担当教科:地歴公民)・高倉 典子 先生(生徒指導、担当教科:保健体育)
・清見 ほのか 先生(養護)

彼岸明けも厳しい残暑が残る9月24日(火)13時30分より講堂において、令和6年度学校保護者会・研修委員会主催講演会「筑女の部屋」が開催されました。
今回は講師に中田先生、高倉先生、清見先生の3名をお迎えし、「保護者が気になる10の質問」にお答えいただきました。

はじめに、中田先生に
①夢ややりたい事が見つかっていない子供への親からのアドバイス方法
②筑女生に人気のある志望校や進路分野
③学習に関して、親に出来るサポートや学校での取り組みについて
④現高校三年生から新課程入試が始まることに伴い、既卒生との受験指導についての違いや注意点など
についてお答えいただき、子供の興味・関心や視野を広げるためには家庭での会話が大切であることや、大学入試の傾向を知ることができました。

講題と「筑女の部屋」の書は守田 晃 先生(担当教科:芸術書道)。生け花は華道部の作品です

次に、高倉先生には
⑤生徒指導で一番多い指導内容
⑥コロナ禍で行事の自粛や学校生活の制限を経験した子供達の変化について
⑦今までの生徒指導での嬉しいエピソードや楽しいエピソード
についてお答えいただきました。
一番多い指導内容は登下校のマナーで、特に歩きスマホが多いこと。コロナ禍を経て、情報の過多や就寝時間の遅延化によって心のエネルギーが足りていないと感じられる生徒がいること。そして、迷子を保護して感謝された生徒のことなどのお話がありました。

最後に、清見先生には
⑧学校ではどのような性教育をしているか
⑨「学校を休みたい」と体調不良以外の理由で話してきた時の接し方
⑩学校カウンセリングはどのような場合に受けることができるか、保護者が子供のことで相談できるか
についてお答えいただき、子供の話したいタイミングで周りがいつでも聞く姿勢を見せることの重要性をお話しくださいました。

左から中田先生、高倉先生、清見先生

最後の質疑応答の時間いっぱい、たくさんの質問にお答えいただきましたが、大学受験においては資格取得の時期に気を付けましょうと、いうお話は特に印象的でした。
どれも共感性の高い質問ばかりで、大変有意義な講演でした。詳細につきましては、ぜひ期間限定公開のWEB配信をご視聴ください。

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