広報委員会

革新の筑女Part2

 

今年度は、校内の施設・設備を学園の「伝統」「革新」二つの観点からご紹介をしています。

コロナ禍で生徒を取り巻くICT*環境は急激に変わり、学校でもICT活用の取組みが急速に整備され、授業の在り方を考える機会ともなったようです。
「革新の筑女Part2」は、今年度生徒が身近に感じるようになった機器を紹介します。
* 「Information and Communication Technology」の略。通信技術を活用したコミュニケーション。

【電子黒板】

①授業の様子


(iPadと電子黒板とを連携させた高校物理の授業)

2年前、一部教室に先行導入されていた電子黒板が、昨年度、全教室に設置完了。
西日本一の長さを誇る(らしい)7mの黒板が、教室に設置されたPCのスクリーンとして機能し、デジタル教科書やインターネットの画面を映すことができます。Apple TVも設置されている為、iPadの画面をミラーリングで黒板に投影することもできます。先生のiPadでは、生徒がiPadで問題を解く過程を全て把握でき、指名して黒板に投影し、全生徒で共有出来ていました。

 

 ②式典の教室視聴


(12/9成道会 式典の教室視聴)


 (聖典を黙読し心落ち着く時間)

毎週の礼拝や感謝日、成道会などの式典の折には、コロナ対策として講堂入場人数を制限している為、講堂のカメラの映像を電子黒板に映し、式典を教室で視聴することができています。
ICT技術のおかげで、以前のように、娘達は心落ち着く時間を大切に過ごさせて頂き、有難く感謝しております。

その他、zoomを用いた『生徒総会が行われ、zoomの画面を電子黒板に投影し、クラス代表がiPadを通じて他の生徒と意見交換をしました。

筑紫女学園の、コロナ禍においても屈することなく、ピンチをチャンスへ変え、飛躍し続けている姿に大変誇らしく思いました。


 【iPad】


(iPadとタッチペンを使用したグループワーク)


(ブラインドタッチで課題に取り組む高校生)

全員のiPadにインストールされている〝メタモジclassroom〟というアプリを用いて授業を行っている場合が多いようです。

メタモジでは、iPadと電子黒板を連動させることで教科書として活用できる上に、書き込むことでノートとしての役割もします。iPad一つに集約することで、荷物の軽減ができ、いつでもどこでも閲覧することができて、とても便利だと思います。

また、校務支援システム〝BLEND〟を用いて家庭との連絡、成績管理などを行っています。


【編集後記】

「革新の筑女Part1、2」と連載して参りましたが、先生と生徒達が、電子黒板、iPad、パソコンなどを連携させて楽しそうにICTツールを駆使していて、これまで板書に使っていた時間を思考力を鍛える時間へと変える、革新の授業が行われていました。

昨今の予測不可能な時代を生き抜く為にデジタルネイティブである娘達は、様々なICT技術を駆使し、使える楽しさを自信に変え、革新的に新たな時代で力強く、しなやかに活躍していく……そのような娘たちの未来の姿が見えてきて、頼もしく思いました!

〈広報委員会〉

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